
資産運用って投資家になるってことだよね?
投資家と金融機関ってお金を出すのは同じだけど何が違うの?
こんにちは!
貯蓄加速ブロガーのたかちゃん@chotakachanです!(詳細プロフィールはこちら)
資産運用=投資家ってイメージありますよね?
実際そのとおりです!
でも投資にも2つあって、出資と融資とわかれます。
一般的に出資っていうと投資家が会社の株式を買うこと、融資は投資家(銀行)がお金を貸すことです。
細かい言葉の定義になると、話が難しくなりますが、株や投資信託を買う人を投資家、銀行などのお金を貸す人を債権者と言います。
資産運用をする際にも、投資(出資)なのか債権(貸付)なのかを理解しておくと、運用の選択肢が広がりますよ!
今回は、資産運用において投資家と債権者の違いについて解説します。
資産運用における投資家と債権者の違い
投資家と債権者の違いやメリットや注意点についてお話しします。

簡単に説明できるように頑張りましたが、あまり自信ありません。ごめんなさい。
投資家とは
そもそも投資は出資と融資があります。
投資のイメージって、株式を買う、投資信託を買う、って感じだと思います。
でも、投資って株式以外にも債権(国債・社債といった債券、融資といった金貸しなど)も含まれますので、
実は「見返りを期待して資金提供」するって意味では、バフェット氏(投資界のすごい人)も銀行も、街のサラ金も全部投資家と言えるのです。
ですので、今回の記事では出資者は「投資家(出資者)」と表現して、融資する人を「債権者」と表示します。
資産運用における投資家(出資者)は
一般的な投資は出資のことを表現しています。
出資は株式を買って資金提供をします。
株式を買えば、配当金をもらったり、経営に口出しすることができるようになります。

投資家(出資者)って結構権力あるんですよ。
投資家(出資者)になる目的は、配当金をもらう、経営に口出しできる、株式を市場で売買できるの3つがメインだと思います。
配当金をもらう
配当金は投資したことそのものに対するお礼のようなもので、会社で利益が出ればそれに応じてもらえるものです。
この配当金は会社が税金とか諸々の支払いが終わった後の利益から、投資家(出資者)の取り分が計算されます。
会社が利益を伸ばせば伸ばすほど、もらえる配当金も増えていきます。上限はありません。
逆に、会社で利益が出せなかった場合は、配当金が減ってしまったり、最悪配当金が出ないこともあります。
ですので、投資家(出資者)は投資先の会社が安定して利益を出せそうか、将来性はあるかを研究してお金を出します。
経営に口出しできる
株式を買うと株式の保有割合によって株主総会で議決権を行使できます。
要は、株主総会で意見を言うことができるようになるのです。
その会社の株式をたくさん保有していると発言力が高くなりますよ。
ただ、いわゆる個人投資家で会社の経営に口出しするために株式を買っている人はほとんどいないようです。
多くの投資家(出資者)は配当金目当てや次にお話しする売買利益を狙って買っています。
市場で売買することができる
資産運用として投資する場合は大半が、証券会社で上場企業の株式を買います。
その株式は常に時価が変わって、値動きが頻繁にあります。
自分が買ったときの値段よりも高くなっていれば、売って利益が出せます。
株価の値動きだけを狙ってトレードを繰り返している人もいるくらいです。
投資先の会社が安定して利益を残していけば、株価も上がっていきますので値上がり益が期待できます。
逆に、会社の利益が出てこない場合は、株価が下がって損失が出ることもあります。
売買で利益を出す人も会社の業績や将来性を分析・予測して投資をしています。
投資家(出資者)が注意していること
投資家(出資者)が投資先を選ぶときに注意していることは、その会社の業績や将来性を見ることが多いです。
本当は、業績、将来性だけはないのですが、人によって着眼点が違い過ぎて、ここには書ききれないので、大きくこの2つを紹介します。
業績や将来性に注意する理由は、シンプルに表現すると「この会社は利益を出す会社かどうか」を判断するためです。
利益を出す会社なら、配当金ももらえるし、株価の値上がりも期待できます。
逆に、利益が出ない会社だと、配当は出ないわ、株価は下がるわで損失が出てしまいます。
リターンが上にも下にも広がっているわけですから、予測できる力が必要です。
資産運用における債権者とは
債権投資は、国債や社債、銀行の貸付のように、契約で返済義務が生じるものです。
国債を買えば、日本国に対して債権者になります。
国債の返済時期になれば、元金と一緒に利息がもらえます。
銀行だって、会社や個人にお金を貸して、元金と一緒に利息をもらっています。
借りる側目線になると、住宅ローンだって、元金と一緒に利息を銀行に払っていますよね?
債権者は、ざっくりいうと「金を貸す側」といえますね。
債権者は投資家(出資者)と比べて、望むものはシンプルです。
貸した金と一緒に利息を付けて返してもらうこと。
ただ、これだけです。

債権も時価変動があるものもありますが、話が長くなるので割愛します。
融資のときに、融資金額や利率、返済期間など全て契約で決定します。
つまり、お金を借りる側は会社の経営状況に関係なく返済と利息の支払いはしないといけません。
配当金と違って、「今年は赤字だから利息は払わないよ」なんてことにはなりません。
ただ、配当金と違って、「利益が出たからたくさん利息を払う」なんてことにもなりません。
融資元金も決まっているので、値動きもありません。
最初の契約で利息の金額が決まっているので、リターンは決まっているのです。
債権者が注意していること
債権者が融資先を選ぶときに注意していることは、貸した金が必ず返済されるかどうかです。
ですので、担保を設定したり、資産状況を調べたりして、確実に貸した金が返ってくるかを検討します。
投資家(出資者)と債権者の違い
出資されたお金は返済義務がありません。
一方で、借りたお金は契約で返済義務があります。
資産運用時で注目したい違いは、万が一、会社の業績が悪くなったときの順番です。
ぶっちゃけ、投資先が倒産したときは株式も価値ゼロになりますし、貸した金も返ってきません。
その意味では、投資家(出資者)も債権者もリスクは似たようなものです。
ただ、会社は債権者に対しては利息や借り入れ元金の返済について「義務」を負っているのに対して、
投資家(出資者)に対しては返済義務がないので、最終的なリスクを負うのは投資家であるということになります。
つまり、会社が仮に倒産するとなったときに、お金は投資家(出資者)と債権者のどちらに渡るかと考えると、
先に債権者への返済が優先されます。
投資家(出資者)には、全部の清算が終わった後に残った金額が戻ってくるわけです。
ただ、実際には経営破綻しているので、投資家(出資者)にお金が戻ってくる可能性は低いです。
債権者に担保資産を全部差し押さえられた残りですからね。

上場企業の場合は、経営破綻する前に株を売却して逃げることもできます。でも、経営破綻という情報が出た瞬間に株価が猛烈に下がってしまうので、いずれにせよ損失は覚悟です。
自分に合った運用方法を探そう
ボーナスの使い道の記事でもお話ししてますが、日本人は投資をあまりしないと言われています。

日本株も多くは海外投資家が動かしています。
日本人が投資をしない理由の大半は、損するのが怖いからだそうです。
そりゃ、会社の業績や将来予測だってプロでも難しいのに、株が値下がりしたらと思うと確かに怖いのもよくわかります。
一方、個人向け国債のように元本が保証されている債権が人気です。
やっぱり、損するのが怖いと思うと、返済義務のある債権の方が人気になります。
投資家(出資者)として、資産運用すればリスクも増えますが、リターンも期待できます。
債権者として、資産運用すればリターンは決まってしまいますが、リスクは控えめです。
自分に合った資産運用の方法で運用出来れば何も問題ありません。
もっと言ってしまうと、銀行預金だって0.001%で債権者として運用しているのですから、これだって資産運用なのです。

ただ、0.001%だと、1万円の利息をもらうのに10億円必要になるので、道のりは長くなりますが・・・
我が家の場合は債権者的運用
我が家ではクラウドバンクを利用してソーシャルレンディング投資をしています。
ソーシャルレンディングについてはこちらの記事で説明しています。
⇒ソーシャルレンディングの仕組みについて簡単に解説!
⇒ソーシャルレンディングのメリット・デメリットを押さえて貯蓄を加速させよう!
⇒ソーシャルレンディングが高利回りの理由とは?金利の高さとリスクについて
⇒ソーシャルレンディングで大損?リスク回避と選び方のポイント
僕は過去に株式投資で失敗しているので、いろいろ勉強して投資家(出資者)になるよりも、銀行みたいにお金貸して利息収入もらえたら楽でいいなぁと思ってました。

銀行業務が楽だとは言ってませんよ。あの仕事めちゃくちゃ大変ですから!
そんななかでクラウドバンクを知ったのですが、自分に合っていたのかあれよあれよと資金投入額が増えていきました。
今では毎月4万円以上の分配金がもらえています。
ソーシャルレンディングは実質金貸しなので、債権者として抑えるところを抑えたファンドであれば、分配金という名の利息収入が手に入ります。
これが我が家のメインの資産運用です。
債権者的な資産運用といえますね。
クラウドバンクについてはこちらの記事でご紹介しています。
⇒クラウドバンクの評判は?3年間の運用実績や感想を公開!手数料は?元本割れする?
さいごに
資産運用における投資家(出資者)と債権者の違いについてのお話でした。
それぞれメリットデメリットがあるので、あなたの性格や運用方針に合った方法を選んでみてください。
こちらの記事では僕が貯金に失敗した理由や貯蓄に失敗する理由についてご紹介しています。
⇒貯金に我慢はいらない!僕が貯金に失敗した理由とは?
⇒頑張っているのに貯金が増えない!多くの人が失敗する一番の理由とは?
貯蓄初心者でも安心!我が家の貯蓄の味方
考えたり勉強したくない人はここが楽ちん!!
我が家のメイン運用先で、1000万円以上運用して「放置」しているソーシャルレンディング事業者です。
【おすすめポイント】
その1 証券会社が取り扱う融資型クラウドファンディング シェアNo.1
その2 実績平均利回り 6.99%
※2019年3月末までの3年間運用終了したファンド実績値(2016年4月?2019年3月末時点)
その3 デフォルト率 0.0% ※1 / 回収率 100.0% ※2
※1クラウドバンクファンドからの融資先が貸し倒れた率
※2クラウドバンクファンドからの融資回収率